第2回 災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を実施しました!

和歌山県社会福祉協議会主催のもと、県内3か所(有田市・日高川町・みなべ町)において、広域・同時多発災害を想定した災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を実施しました

災害ボランティアセンターとは…?

みなべ町で大きな災害が発生した際には、災害ボランティアセンターが設置されます。災害時には、県内外からたくさんの社協職員・ボランティアが駆けつけ運営されます。災害ボランティアセンターは被災者とボランティアを繋ぐ窓口の役割を果たしています。被災した地域や住民が、1日でも早く元の生活に戻ることができるようお手伝いをすることを目的とし、力仕事から事務作業など様々な災害ボランティア活動があります。

実施概要

開催日時
・令和8年1月25日(日)9:00~13:30

■ 場 所
・みなべ町社会福祉センターはあと館(みなべ町芝447-2)

■ 参加人数
・センター運営スタッフ 30名
・和歌山県社会福祉協議会 9名
・ボランティア役 65名
・被災者宅役 9名    (合計)113名

■ 内 容
・はあと館を拠点に、ボランティア役・運営役に分かれ、災害VC運営訓練を実施する。風水害を想定した訓練となり、ボランティアの活動先は、被災者宅を想定した現地調査もしくは町内の清掃活動のいずれかにご参いただきました。

■日 時:令和8年1月23日(金)13:30~15:00
■場 所:みなべ町社会福祉センターは あと館2階
■協議の目的や学び
・災害時に「いつ・どう判断し・どう立ち上げるか」を理解する
・立ち上げはゴールではなく、運営・復興まで見通す


・初動で最重要な考え方
 →「災害=即センター設置」ではない
 → 行政・関係機関と協議し、適切なタイミングで判断
 → 情報整理ができないうちは無理に開設しない
 → 最優先は自分・家族・職員の安全確認

⚠ 平常時からの準備の重要性 ⚠
・設置場所は平時から想定しておく
・能登半島地震のある地域では「場所が決まらない」ことが最大の
課題だった。
・SNS発信は問い合わせ抑制・参加促進に効果的

●みなべ町が考える優先順位
【最優先】
・職員・家族の安否確認
・警報・避難情報の把握
・災害対策本部との連携
・被害規模の把握
【次の段階】
・BCPに基づく事業継続判断
・施設・事務所の安全確認
・利用者・避難所状況の把握
・県社協・近隣社協との連携

【後半で検討】
・ボランティアセンター設置場所
・ボランティア募集・広報
・SNS等による情報発信

● 朝礼
・朝礼あいさつ・感謝の言葉を伝える
本日の日付・発災からの経過日数を共有する
・本日の天気・気温を共有する
外活動に伴う注意点(防寒・体調管理)を周知する
Vボランティア・各セクションのリーダーへ体調管理の徹底を依頼する
応援社協ご紹介
・本日の全体方針を共有する
 ★重点エリア紹介
 ★受付班から本日のボランティア参加人数の報告を受ける
 ★マッチング班から本日のニーズ状況の報告を受ける
・その他の連絡事項・共有事項がないか確認する
・各セクションで最終調整を行うよう伝える

● 良かった点
・タイムスケジュール通りに訓練を実施することができた。
・寒さ対策としてカイロを用意できた。
・SNSでの情報発信を行うことができた。
・転倒した人はいたものの、全体として大きなけがはなかった。
・受付対応におけるキントーンの重要性を改めて認識できた。


● 反省・課題
・あらゆる状況に対応できるよう、日頃からの備えが大事だと感じた。
・SNSは普段から使い慣れていないと対応が難しく、研修の必要性を感じた。
・スタッフの名前表記がなく、誰がスタッフか分かりにくかった。
・スタッフユニフォームがなく、どの社協の職員か判別しづらかった。
・急な天候変動(寒さ・風・雪)への対応が不十分だった。
・スタッフからボランティアへの声掛けやねぎらいが少なかった。
・無線(インカム・トランシーバー)を使用しておらず、連絡手段に課題があった。
・天候不良により駐車場の張り紙ができず、駐車場係3名では対応しきれなかった。
・誘導用の用紙が小さく、遠くから確認しづらかった。

●良かった点
・事前準備と役割分担が概ね徹底され、大きなトラブルなく訓練を実施できた
・全体として時間通りに進行し、運営の流れが定着してきていると感じた
・他市町村社協職員や中核者と連携し、顔の見える関係づくりができた
・QRコード受付やキントーン活用により、受付・情報共有が円滑に行えた
・訓練を通して災害ボランティアセンター運営の一連の流れを具体的に理解できた

●困った点・改善したい点
・全体把握役・支援や指示が行き届かない場面があった
・駐車場誘導は人員・表示物・悪天候への備えが不足しており混乱が生じた
・SNS発信は事前準備・担当間の打ち合わせ不足により十分に行えなかった
・拡声器やインカム等、屋外・非常時を想定した連絡手段の必要性を感じた

●気づき・感想・今後に向けた備え
・体制や役割が一目で分かる工夫(ユニフォーム・表示物等)の検討
・駐車場誘導・受付・連絡体制の事前準備強化
・平常時からのキントーン活用・SNS運用の習熟
・担当者の偏りを防ぐための人員配置・応援ルールの明確化
・継続的な訓練実施により、運営力と連携力をさらに高めていく